潰瘍性大腸炎、クローン病
両疾患は炎症性腸疾患としてまとめられますが、自分の免疫細胞が腸を攻撃した結果、腸に炎症が及ぶ病気です。
比較的若い方に発症しやすく、日本の患者数は年々増加傾向にあります。主な症状としては、下痢や粘血便、腹痛、貧血、残便感などがあります。
潰瘍性大腸炎、クローン病の
診断方法・検査
潰瘍性大腸炎、クローン病の
治療
過剰な免疫反応を抑制するステロイドや免疫抑制剤、消化管の炎症を抑える5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA)などが挙げられます。
近年では、炎症に関わる分子を直接標的とした生物学的製剤など、特に重症例においては新規薬剤が登場しています。