健康診断

世田谷区健診

特定健診

健康診断

 世田谷区国民健康保険に加入している40歳~74歳の方。毎年5-6月に区から受診券が届く予定です
 他の医療保険等に加入された方は、この特定健診は受診できません。ご加入の医療保険者が健診を実施しますので、詳しくはご加入の医療保険者またはお勤め先にお問合せください。

 当院では、特定健診をされた方に、FibroScan(肝脂肪化、線維化測定)、InBody(体重の中身である筋肉や脂肪測定)、握力検査(筋肉の質の測定)を行っています。

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、*眼底検査、*胸部X線、*心電図、FibroScanInbody、握力検査

*:医師が必要と判断して実施

採血項目

末梢血、 GOT、 GPT、 γ-GTP、 TC、 HDL-C,LDL-C、 TG、 Cr, eGFR、 血糖、 HbA1c

費用

500円

詳細は世田谷区のHPをご覧ください

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区民健診

 世田谷区内にお住まいの16歳以上39歳以下の方でお勤め先等で健康診断を受ける機会のない方、健康診断の結果について診断書を必要としない方が対象です。
当院では、特定健診をされた方に、FibroScan(肝脂肪化、線維化測定)、InBody(体重の中身である筋肉や脂肪測定)、握力検査(筋肉の質の測定)を行っています。

 内科(問診・診察)、 採血(血液一般、生化学)、 検尿、 血圧測定、 身体計測、 *眼底検査、 *胸部X線、 *心電図、 FibroScanInbody、 握力検査

*:医師が必要と判断して実施

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、Cr, eGFR、血糖、HbA1c

費用

500円

詳細は世田谷区のHPをご覧ください。

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長寿検診

 世田谷区にお住いの後期高齢者医療制度に加入している方が対象です。
長寿健診の対象とならない方は、病気治療などで入院し、医療的な管理を受けていること、また、施設入所者等については、それぞれの施設基準等において、健康診断の実施等入所者に対する健康保持の維持に関する規定が設けられており、施設入所者に対する健康管理が図られていること等の理由によります。
当院では、長寿健診をされた方に、FibroScan(肝脂肪化、線維化測定)、InBody(体重の中身である筋肉や脂肪測定)、握力検査(筋肉の質の測定)を行っています。

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、*眼底検査、*胸部X線、*心電図、FibroScanInbody、握力検査

*:医師が必要と判断して実施

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、Cr, eGFR、血糖、HbA1c

費用

500円

詳細は世田谷区のHPをご覧ください。

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がん検診

 世田谷区在住の社会保険加入者のうち40才以上の方が対象です。ご加入の社会保険で、同様の検診内容がある場合は、社会保険での検診を優先してご受診してください。 

 がん検診とは”健”ではなく、”検”の字が使われているように違う意味合いがあります。
 ”健診”は対象の病気を定めず、身体に異常がないかどうかを調べるのに対して、特定の病気に絞って調べるのが”検診”です。これまでの研究によって、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの5つのがんは、それぞれ特定の方法で行う検診を受けることで早期に発見でき、さらに治療を行うことで死亡率が低下することが科学的に証明されています。早期で見つけられれば、がんは決して怖い病気ではありません。一方で、無症状の状態から簡便に効率よく疑わしい症例を拾い上げる検査である為、100%がんが検出できる保証はありません。精密検査が必要と判断しても、ニ次検査で問題なしと判断されるケースも多く、心理的な負担も影響する検査であることを我々も、また受診者にもご理解いただかなければいけない側面があります。
 がん検診は一次検診、精密検査(二次検診)、がんの確定診断、治療という流れで進んでいきます。ここで行うのは一次検診であり「スクリーニング」といって、健康な人と、多少でもがんの可能性が疑われる人を見極めてふるいわけるもので、診断を確定するものではありません。「精密検査が必要」と判定されたら、早期がんを見つけられるチャンスと考え、二次検査(精密検査)に進んでください。

大腸がん検診(一次検診):
便潜血反応

精密検査が必要な場合→二次検診:大腸カメラ検査

胃がんリスクABC検査
(一次検査):採血

精密検査が必要な場合→二次検診:胃カメラ検査

肺がん検診(一次検診):
胸部X線2方向

精密検査が必要な場合→二次検診:胸部CT検査(他施設に依頼)

大腸がん検診

40歳以上の世田谷区在住の方で、特定健診などと同時に行う場合
(単独で大腸がん検診のみ行う場合は、世田谷区保険センターや保健福祉センターが窓口になります)

検査法

便潜血反応(便をから、目に見えないレベルでの血液成分が混じっていないかを化学反応を使って判断します)
2日分の便を検体容器に入れて提出して頂きます。

精密検査が必要と判断した場合:大腸カメラ検査 となります。

費用

費用:200円

胃がんリスクABC検査

 40歳・45歳・50歳・60歳・70歳の、世田谷区の胃がんリスクABC検査を受けていない方が対象です。(本検査は世田谷区が独自に行っている事業です)

 食道・胃・十二指腸疾患で胃薬を内服している方、胃の手術後の方、明らかな腎不全や透析治療中の方、過去にピロリ菌を除菌した方、明らかな上部消化器症状がある方は、対象外です。これは、胃粘膜の萎縮(老化)を食べ物の消化に関与するペプシノゲンという物質の血中濃度を測定することで評価し、またピロリ菌感染の有無をピロリ抗体を測ることで胃がんのリスクが高いかどうかを調べるものであり、胃がんそのものを見つける検査ではありません。

 

検査法

採血
精密検査が必要と判断した場合:胃カメラ検査 となります。

下記のように判定します

A群 ピロリ抗体:陰性、ペプシノーゲン:陰性

B群 ピロリ抗体:陽性、ペプシノーゲン:陰性

C群 ピロリ抗体:陽性、ペプシノーゲン:陽性

D群 ピロリ抗体:陰性、ペプシノーゲン:陽性

A群

健康的な胃粘膜です。
胃がん発症リスクは極めて低いです。
念のため、5年に1回は内視鏡検査を受けましょう。

B群

少し弱った胃粘膜です。
少数ながら胃がん発症リスクがあります。一度、内視鏡検査を受けましょう。
また、異常が見つからなくても2~3年に1回は内視鏡検査を受けましょう。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに注意が必要で、ピロリ菌除菌治療をお勧めします。

C群

弱った胃粘膜です。
胃がん発症リスクが高いタイプです。一度、内視鏡検査を受けましょう。
また、異常が見つからなくても、1年に1回は内視鏡検査を受けましょう。
ピロリ菌除菌治療をお勧めします。

D群

かなり弱った胃粘膜です。
胃がん発症リスクが極めて高いタイプです。必ず、内視鏡検査を受けましょう。
また、異常が見つからなくても、1年に1回、内視鏡検査を受けましょう。
血液検査でピロリ抗体価が陰性でも、他の検査で陽性の場合はピロリ菌除菌治療をお勧めします。

E群

ABC分類対象外。
ヘリコバクター・ピロリ菌除菌後の方は、E群 (除菌群)として定期的な内視鏡検査を受けましょう。

費用

800円

肺がん検診

 40歳以上の世田谷区在住の方が対象です。
一般の方は、レントゲン検査を2方向で(正面と側面)行います。上記の特定健診などは正面の一方向だけですが、肺がん検診では側面を加える形となります。
尚、喀痰細胞診検査は、50歳以上で喫煙指数(喫煙本数/日×年数)600以上の方が対象です。

検査法

胸部X線検査
精密検査が必要と判断した場合:胸部CT検査となり、近隣施設に委託する形になります。

費用

100円

B型・C型肝炎ウィルス検診

 世田谷区の肝炎ウィルス検診を受診したことのない、肝臓の治療を受けたことのない方が対象です。

検査法

精密検査が必要と判断した場合:当院の専門性が高い分野です。外来通院をお願いします。

費用

無料

その他の世田谷区行政が勧める検査

以下は、当クリニックでは対応不可能なものですが、世田谷区の取り組みで大切な健診事業のため挙げておきます。

成人歯科健診 費用:200円

40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の区民が対象です。 
生活習慣病を気にされている方に是非、歯科健診をお勧めしています。歯の環境と腸内細菌、そして生活習慣病の悪化に寄与している可能性が言われています。近隣の歯科クリニックをご紹介します。是非、積極的に口腔内ケアに努めてください。

胃がんエックス線検診 費用:1000円

40歳以上で前年度、今年度に区の胃がん内視鏡検診を受けていない方が対象です。
検診会場での検査になります。区のHPをご覧ください

乳がん検診 費用:1000円

40歳以上の女性で前年度、今年度に区の乳がん検診を受けていない方が対象です。 
区のHPをご覧ください

子宮頸がん検診 
費用:800円~1800円

20歳以上の女性で前年度、今年度に区の乳がん検診を受けていない方が対象です。
区のHPをご覧ください

骨粗しょう症検診 費用:400円

30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の女性区民が対象です。骨粗しょう症の診断された方や治療中の方は対象外です。
区のHPをご覧ください

企業健診

定期健康診断

企業は労働安全衛生法第44条に基づき、1年以内に1回の頻度で「定期健康診断」を最低限実施する義務があります。定期健康診断は、労働者の健康状態を定期的に把握し、早期に健康問題を発見することが目的です。定期健康診断は労働安全衛生法にて11項目の検査が設定されています。法律で明記されている検査内容は以下の通りです。

当院では、特定健診をされた方に、FibroScan(肝脂肪化、線維化測定)、InBody(体重の中身である筋肉や脂肪測定)、握力検査(筋肉の質の測定)を行っています。

内科(問診・診察)、*採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、視力検査、聴力検査、*胸部X線、*心電図、FibroScanInbody、握力検査

*:医師が必要と判断して実施

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、血糖

(特殊健康診断)

現在、検討中です。

雇用時健康診断

 企業が新たな労働者を雇用する際には、労働安全衛生法第43条に基づき「雇入れ時の健康診断」が義務づけられています。これは、労働者が健康状態を確認するためのものであり、事業者が最低限行うべき健康診断です。

当院では、特定健診をされた方に、FibroScan(肝脂肪化、線維化測定)、InBody(体重の中身である筋肉や脂肪測定)、握力検査(筋肉の質の測定)を行っています。

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、視力検査、聴力検査、胸部X線、心電図、FibroScanInbody、握力検査

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、血糖

当院オリジナル健診

当院オリジナル健診の特徴

健診分野の経験を生かした独自の健診内容

 当院は、院長が人間ドック健診専門医、指導医、審議員である立場から、より的確で精度の高い健康診断を目指しています。まず、一般保険診療との違いは、健診は健康な方々をスクリーニング検査のふるいにかけて、健康異常を早期発見することにあります。簡便な検査(検査法においても、医療経済的視点においても)で陽性者をふるいにかけ、精密検査に繋げることが大切で、その日だけで確定診断には至らないケースも多くあります。異常値がみられたら、その後フォローしたり、その異常値をモニターしていく事が大切です。是非、自分の健康を見つめ直すよい機会だと捉えて下さい。
 日本の健康診断は、1911年に制定された工場法で、当時問題となっていた結核や赤痢などの感染症の蔓延を防ぐことを主目的に始まったとされています。 その後、1947年に労働基準法、1972年に労働安全衛生法が制定され、労働者に対する健康診断が事業者に義務づけられています。まず、企業健診を受けられていた方は、自分の健康も会社任せになってしまい、退職後には健診を受けない人も多いのが現状です。
 高額な最新機器を武器に健診をビジネスにしている会社も多く、売り上げを上げるために、高額な人間ドックに、さらに多くのオプション検査を加えていくやり方には限界を感じます。予防医療の観点からは、過剰な検査が問題になりやすく、適切ながん検診や健康診断を考える上で、エビデンスによる裏付けが重要です。米国内科専門医機構財団(ABIM Foundation)が作成した、患者にとって真に必要で、かつ副作用の少ない医療の”賢明な選択”をめざす国際的な取り組みChoosing Wiselyを参考にして、科学的な根拠に基づき、検査の質とコストを天秤にかけてその適応を見定めました。また、厚生労働省の健康診査の満たすべき18の要件を遵守した上で、必要最低限の検査項目かつ低価格の”ミニマム健診”を設定しました。(参照:和田高士、ミニマム人間ドックの創設、総合健診、51(3)、p.327-335) 若い方で、時間がなく、リーズナブルな価格で、ざっと検査をされたい方にはお勧めです。
 健診の一般項目が含まれている”スタンダート健診”と、当院が誇る最新機器を生かした”プレミア健診”と合わせて、ニーズに合わせて、ご選択いただけたらと思います。迷われている方は、お気軽にクリニックにご相談ください。

個室でプライバシーに配慮

 当院オリジナル健診をなさる方は、原則、個室にご案内致します。各検査を順番に行っていきますので、その間は個室でゆっくり過ごされて下さい。

ほとんどの検査はその日に結果をお伝えします

 設定した項目は、その日に結果をお伝えできるものばかりです。

  • 便潜血反応検査
  • カメラで組織検査した場合

上記2点については、同日に検査結果を伝えることは出来ません。ご理解の程宜しくお願い致します。

尚、検査結果用紙は基本後日郵送とさせて頂いています。

スタンダード健診

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、視力検査、胸部X線、心電図、腹部エコー、便潜血反応検査(2日法)、FibroScanInbody、握力検査

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、UA、Cr, eGFR、血糖、HbA1c

所要時間

約2時間

費用

35000円

プレミア健診

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、視力検査、聴力検査、胸部X線、心電図、腹部エコー、頸動脈エコー、CAVI(動脈硬化検査)、便潜血反応検査(2日法)、FibroScanInbody、握力検査

採血項目

末梢血、TP、Alb、GOT、GPT、γ-GTP、TB、LDH、TC、HDL-C,LDL-C、TG、UA、BUN、Cr, eGFR、血糖、HbA1c、CRP

所要時間

約3時間

費用

42000円

ミニマム健診

内科(問診・診察)、採血(血液一般、生化学)、検尿、血圧測定、身体計測、視力検査、胸部X線、心電図、FibroScanInbody、握力検査

採血項目

末梢血、GOT、GPT、γ-GTP、TC、HDL-C,LDL-C、TG、血糖、HbA1c

所要時間

約1時間

費用

20000円

(オプション)
胃カメラ検査

上記3つの健診コースをご選択いただいた上で、胃カメラ検査を加えることが可能です。経鼻からでも、経口からでも可能です、鎮静剤を使って、苦痛なく検査を行います。

費用

プラス17000円

胃カメラ検査

(オプション)
大腸カメラ検査

上記3つの健診コースをご選択いただいた上で、大腸カメラ検査を加えることが可能です。
その場合は、便潜血反応検査は取り下げ、大腸カメラ検査に入れ替えさせていただきます。鎮静剤を使って、苦痛なく検査を行います。

費用

プラス30000円

大腸カメラ検査

(オプション)
胃カメラ+大腸カメラ同時検査

 上記3つの健診コースをご選択いただいた上で、胃カメラと大腸カメラ検査を同時に行うことも可能です。その場合は、便潜血反応検査は取り下げ、大腸カメラ検査に入れ替えさせていただきます。鎮静剤を使って、苦痛なく検査を行います。
 ただし、カメラの検査自体、胃や腸を膨らませて検査するため、初めてカメラをなさる方や、ご高齢の方、検査後に休んでお帰りになる時間が十分に確保できない方にはお勧めできません。

費用

プラス47000円