医療チームの紹介

院長 菊池真大

菊池真大の心肝

院長 菊池真大 これまで慶應義塾大学消化器内科医局に在籍のもと、関連病院、米ペンシルバニア大学留学、その後東海大学、東京医療センターと臨床や研究、教育指導を重ねてきました。慶應義塾幼稚舎5年生時に祖父を亡くしたことから医師を目指す決意をし、今日までの医師24年間は、臨床現場の最前線で多くの臨床スキルを積み上げ、自己研鑽して参りました。長い臨床実地の中で、消化器内科を中心とした疾病やがん治療も多く経験しましたが、医師の究極の宿命は、未病予防や健康管理にあると考えるようになりました。多くの学会に所属し委員も務め、最近では多分野のバラバラの知識が一つに繋がってくるように感じます。専門である、内科、消化器、肝臓分野に限らず、今までの経験を生かし、患者目線に立った様々なお悩みに答えていけるように日々努力して参ります。そこには、看護師や事務の力、医療に参加してもらう患者さんの意欲、家族の力も必要です。医療を提供していく中で、患者さんからも多くの学びを頂き、それが自身の肥やしになっていると感じています。日々研鑽を重ねながらも、こうした方々に常に感謝の気持ちをもって、地域に貢献できるようなクリニック運営を目指して参ります。そして、医療の発展は目まぐるしく変化しています。将来を見据えた新しい分野にも挑戦して、メタボリック症候群とロコモティブ症候群(運動器機能低下症候群)を同時に予防管理していく日本で初めてのクリニック診療体制を構築していきます。勉学を怠らず、常に前を向いて、皆様と成長し続けるクリニックを目指す所存です。

菊池真大の略歴
(2024年10月現在)

1987年 慶應義塾幼稚舎卒業
1990年 慶應義塾普通部卒業
1993年 慶應義塾高等学校卒業
1999年 慶應義塾大学医学部卒業 
慶應義塾大学病院、
大学関連病院で研修
2004年 慶應義塾大学消化器内科
専修医
2006年 永寿総合病院消化器内科医員
2009年 米国ペンシルバニア大学
消化器内科博士研究員
(ウィルス性肝炎の免疫学)
2011年 慶應義塾大学消化器内科助教
2012年 東海大学医学部付属東京病院消化器内科助教
2014年
4月
東海大学医学部付属東京病院消化器内科講師
2014年
10月
独立行政法人国立病院機構
東京医療センター 消化器科
東海大学医学部非常勤准教授
2015年
4月
東海大学医学部客員准教授(現職)
2018年
4月
独立行政法人国立病院機構
東京医療センター 消化器科
医長代行
東京医療保健大学 大学院
看護学研究科 臨床教授
2020年
4月
独立行政法人国立病院機構
東京医療センター 
消化器科副医長・診療科長
2021年
6月
駒沢・風の診療所 副院長
2023年
10月
旗の台病院 副院長・
内科診療部長
2024年
10月
用賀きくち内科 肝臓・
内視鏡クリニック院長
(現職)

資格

  • 医学博士(2009年 慶應義塾大学、
    博士論文:NASHの診断学)
  • 日本総合内科専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • 日本肝臓学会専門医・指導医
  • 日本内視鏡学会専門医
  • 日本人間ドック健診専門医・指導医
  • 日本病態栄養学会専門医・指導医、
    NSTコーディネーター
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本肝臓学会
  • 日本内視鏡学会
  • 日本総合健診医学会
  • 日本アルコールアディクション医学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本病態栄養学会
  • 日本門脈圧亢進症学会
  • アルコール医学生物学研究会
  • 日本プライマリ・ケア連合学会
  • 日本超音波学会
  • 日本消化器がん検診学会

学会役員

  • 日本消化器病学会評議員
  • 日本肝臓学会評議員
  • 日本アルコールアディクション医学会理事・
    評議員、編集委員、医療保険委員、広報委員
  • 日本総合健診医学会審議員、編集委員、
    学術委員、倫理審査委員、専門医制度委員
  • 日本抗加齢医学会評議員
  • 日本門脈圧亢進症学会評議員

未病予防・先見医療をめざす

25年間、数々の病院で自己研鑽してきました。大学病院や都内の中核病院、地方の市中病院など、地域の特性はあるものの、病気と向き合って最善の治療を追及してきました。肝臓を中心とした消化器内科に身を置き、根を広げていくうちに、総合内科的な視点、プライマリケア、健診分野、抗加齢分野まで自分の興味が広がっていきました。専門性を持ちながらも、それだけでは片端であり、なぜ自分が医師になったのか、その原点に立ち返ると、もっと自分を鼓舞して挑戦していこうと考えるようになりました。
消化器内科分野については、完全とはいえないまでも、いかなる病気にも対応できる自負があります。幸いにして、消化器の領域は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓と、体の中の多くの臓器を含んでおり、ほぼ全身を診れる診療科であります。でも、医師は、なってしまった病気を治すことだけに重点を置いていいのだろうか。状況によっては、特に病気が進んでしまっているケースなどは、医師として治療で助けられる部分が少なく、もっと早い段階でなぜ見つけてあげられなかったのか、と悩むケースも多く経験しました。そんな時に、中国の古典医学書の難経に、上工治未病、中工治己病、つまり上工(名医)は未病を治し、中工(普通の医者)は己病(発症した病気)を治す、といった言葉に出会いました。また、中国最古の医学書黄帝内経素問にも、聖人は已病を治さずして未病を治す、つまり本当の名医と呼ばれる者は、既におきてしまった病気を治すことはもちろん未病(病気になる一歩手前の段階)をも防ぎ、治してしまう、といった文に出会い、未病予防の重要性を感じるようになりました。ちょうどその頃、米留学後の東海大学東京病院に勤務しており、健診センターを併設した同病院で、健診分野につき学び始めていました。病気の前段階で予防し、早期に対処する。自分が求めていた診療スタイルがより明確になりました。医療機器や技術が発達して先進医療が進んできました。体に負担少なく低侵襲で治療出来たり、抗がん剤など効果が期待できる薬剤も増えました。大学病院やがんセンターなどは先進医療を追及すべきですが、病気にならないよう事前に手を打つ、先を見据えた先見医療こそ、今後の医療に重要な分野ではないでしょうか。

なぜ肝臓を専門にしたのか

 肝臓は、代謝の中心臓器であり、“肝”と言われるほど人間の体の要です。消化器を学ぶ医師は、元来、体のほとんどの領域を網羅する分野であるため、全般的な知識が求められます。救急外来やプライマリ・ケアの場では、その幅広い見識や経験が診断に繋がるケースが多く、重宝されます。特に、最近は内視鏡の腕を磨く消化器内科医が多い中、病態生理を掲げて論理的思考で判断する肝臓学者は、消化器全般を見渡せる、まさに“内科の王道”といえるのではないでしょうか。肝臓を極めることで、多臓器へのネットワークの重要性がわかり、そこでの知識が多くの分野に派生していきます。私は、そんな肝臓学者であることを誇りに思っています。
 今年になり多くの学会で、コロナ禍での脂肪肝をはじめとする生活習慣病が悪化している内容を取り上げて頂きました。では、こうした状況でどのように関わっていき、患者さんを勇気づけていけるか、これこそが私に与えられた課題です。肝臓、消化器以外にも、様々な学会に所属し、多角的な視点を養ってきました。医師20年を超え、バラバラだったことが少しずつ重なりあい、一つの方向に向かっていくように感じています。

菊池真大の業績

発表や講演

詳細は下記よりご確認ください。

発表や講演

メディア取材

CM出演:肝スルフォラファン(クイズ篇)
カゴメ コマーシャル 収録 2024.2.4
カゴメCMで放送 2024.3~

スルフォラファンCM動画

新聞取材:スルフォラファン(ブロッコリースプラウト)の解毒デトックス作用
日経新聞朝刊 2023.3.6

TV出演:コロナ禍でアルコール性肝疾患が急増
めざまし8 フジテレビ 2023.2.27

めざまし8動画

新聞取材:飲み過ぎコロナ下で悪化
日経新聞朝刊42面 2023.2.22

サイト記事取材:アルコールを飲む方へ、FibroScanで肝臓チェックを
インテグラル FobroScan公式ホームページ コラム 23.3.30

雑誌取材:心当たりはないけれど「全身が痒い」は肝臓のSOSかも。侮ると怖い痒みの実態
OCEANS Web 2022.11.1

新聞取材:働き盛りの肝臓(ALT値)を守る
新聞紙面掲載 2022.6.21(朝日新聞)

サイト記事取材:増え続ける脂肪肝、木を見て、森も見るグローバル診療へ
興和アプリKAMing 2022.4.13

新聞取材:スルフォラファンで肝臓(ALT値)を守る
新聞紙面掲載 2022.1.12(毎日新聞)、1.14(産経新聞)

書籍取材:信頼できるいい病院・頼れるドクター特集
新時代のヒットの予感!! 2021.11.8 発売 ミスターパートナー

雑誌取材:肝疾患の診断と治療で頼れる病院・クリニック
週刊文春 2021.7.29号掲載

新聞取材:働き盛りの肝臓(ALT値)を守る スルフォラファン
新聞紙面掲載 2021.7.20(朝日新聞)

CM出演:肝臓 スルフォラファン
カゴメ コマーシャル 収録 2021.3.11
カゴメCMで放送 2021.4-2024.3

スルフォラファンCM動画

TV出演:コロナに負けない自宅でエクササイズ
NHKBSプレミアム 美と若さの新常識
番組放送 2020.4.23、4.27

美と若さ

新聞取材:「肝臓」を守るスルフォラファン
新聞紙面掲載 2019.12.16(朝日新聞)、2020.1.22(朝日新聞)、2020.3.9(読売新聞)、2020.3.18(毎日新聞)

サイト記事取材:胆道がん早期発見のポイント
Medical Tribune インタビュー取材 2020.2.20

CM出演:肝臓にスルフォラファン
カゴメ コマーシャル 収録 2020.1.21
カゴメCMで放送 2020.3-2021.3

スルフォラファンCM動画

TV出演:賢く痩せる!肝臓ケアテクニック
NHKBSプレミアム 美と若さの新常識
インタビュー、撮影収録 2019.9.12、10.2、10.3、10.21、10.22
番組放送 2019.11.19、11.26、2020.2.4、3.10

美と若さ

ポスター出演:C型肝炎啓蒙ポスター
インタビュー 撮影 2019.8.8

サイト記事取材:肝硬変における体液貯留の治療を考える
大塚製薬 eライブラリ インタビュー 2018.7.25
新聞取材:寿命を延ばす、食と健康大研究。 不足しがちのビタミンE
夕刊フジ 2018.10.5 発行

新聞取材:寿命を延ばす、食と健康大研究。 ブロッコリースプラウトで脂肪肝撃退
夕刊フジ 2018.10.12 発行

雑誌取材:カラダが喜ぶ栄養と成分 スルフォラファン ビタミンE
健活手帖 vol.8 2018年冬号 2018.11.13 発行

サイト収録:C型肝炎疾患啓発
iPad収録 ビデオメッセージ2018.10.26 収録
ラジオ出演:C型肝炎と肝がんについて考える
文化放送 2018.11.30 収録 2019.1.15 放送

TV出演:がんを知るスペシャリスト医師
TBS 直撃!コロシアム!! ズバッと!TV 2時間SP (TV出演) 2016.4.11

直撃!コロシアム!
ズバッと!TV動画

サイト記事取材:日常診療で遭遇する慢性肝疾患に伴うかゆみ
大日本住友製薬 (インタビュー) 2016.11.30
サイト記事取材:Fibroscan日本国内の運用について
仏エコセンス社 (インタビュー) 2016.4.1
TV出演:健康パワー続々 ブロッコリーの新芽
BSフジ 華大の知りたい (インタビュー)2016.1.23

TV出演: 医師10万人に聞く冬野菜
TBS サタデープラス (収録 on AIR) 2015.11.28

サタデープラス動画

TV出演:イチオシ ブロッコリー&発表プレリリース
NHK あさイチ (収録 on AIR) 2015.6.8

あさイチ動画

論文

詳細は下記よりご確認ください。

論文

著書

詳細は下記よりご確認ください。

著書

副院長 菊池美穂

働く女性や子育て中の女性など
日々多忙に過ごされる方々へ
心身の健康サポートを

横浜市立大学医学部を卒業後に慶應義塾大学消化器内科に入局し内科全般の初期研修を受け、関連病院である地域の基幹病院にて幅広く臨床経験を積みました。
消化器内科、特に内視鏡診療を得意としており、当院では苦痛の少ない鎮静剤での検査を行います。また女性の方にも安心して検査にのぞめるように努めてまいります。
自身も二人の娘の母親であり、育児と仕事の両立に忙しく日々を過ごしてまいりました。その経験を生かし働く女性や子育て中の女性など日々多忙に過ごされる方々にも寄り添い、心身の健康サポートや内科疾患全般にわたるお困りごとのお力になりたいと思っています。
それぞれの患者様の立場や価値観を尊重し、最適な治療を提供できるように努めてまいる所存です。

経歴

  • 私立桜蔭中学校・高等学校卒業
  • 横浜市立大学医学部卒業

主な勤務先

  • 慶應義塾大学病院
  • 独立行政法人国立病院機構東京医療センター
  • 旗の台病院
  • 国家公務員共済組合連合会 立川病院
  • 水戸赤十字病院
  • 米国ペンシルバニア大学(消化器内科博士研究員)

資格

  • 医学博士(慶應義塾大学)
  • 日本総合内科専門医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本肝臓学会専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本医師会認定産業医

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本肝臓学会
  • 日本抗加齢医学会