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新緑の丹沢

240519 新緑の丹沢 夏に何度か丹沢を訪れたことがありましたが、初夏は初めて。丹沢は、都内から1.5時間ほどの距離で、自然豊かな光景、鮮度の高い湧き水、歴史的に信仰の山として知られています。この地は大昔、太平洋の海底火山として誕生し、フィリピン海プレートにのって北上して本州に衝突、さらに伊豆半島の衝突により丹沢の隆起と侵食が起こったと考えられており、尾根、急斜面、深い渓谷、大小様々な滝など複雑な地形を有しています。一番奥のキャンプ場に行くのには、険しい山道、細く蛇行した道を走らないと行けません。3年前に丹沢から大山山頂に登ったことがあり、また娘からは、大山詣りを社会科で学んだ話を聞きました。源頼朝の武運長久を祈る為太刀を納めた話や、実朝の首塚がある話もあり、歴史的に興味深い土地です。川のせせらぎと新緑の芽が吹くキャンプ場で目覚め、日常からかけ離れた時間でした。マイナスイオンによるデトックス効果、山岳信仰によるパワースポットからご利益をもらって、明日からの診療も頑張ってまいります。