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　本日、50歳を迎えました。幼弱であった私を必死で育て、今日心身健康な身体でいられるのは、両親から授かった宝物だと考えています。この50年間、多くの人に声をかけていただき、助けられ生きてきました。”一身にして二生を経るが如く、一人にして両親あるが如し”福澤諭吉先生が説いたように、人生100年時代の後半を新たな気持ちで、新しい世界に進んでいくつもりでスタートしようと思います。
　10月に開業を迎え、事業主としてクリニックを牽引し、研鑽してきた自分の力を試す事になります。今まで支えて下さった方々に一つ一つ恩返しをしていきたいと思いますし、患者さん一人一人に寄り添う気持ちを忘れずに診療していこうと思います。また、社会も医療現場も激動の時代を迎えています。その中で「二生」を得るには、世の中の動きを冷静に見極めながら、将来に向かって挑戦していく勇気が必要だと考えます。それには、よき仲間の支えや助言も不可欠です。
　あと3か月半を迎え、クリニック最終構想の段階で、クリニックスタッフはほぼ決定しました。有難いことに、このクリニック開業の話を心待ちにして集まってくれたメンバーばかりです。今回のタイミングでは難しいけれど、どこかのタイミングで入職したいという方も多くいらっしゃいます。この場をお借りして、感謝の気持ちを述べると共に、事業主としてはスタッフやその家族の生活を守る覚悟で精進してまいりたいと考えています。