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娘とグランドキャニオンの朝日をみる

 グランドキャニオンサウスリムは初めて中学生で来たときは、リムを下まで降りて上がってきた記憶があります。行きは下りで簡単でしたが、帰りは猛暑の中、急な上り坂に大変な思いをしました。その頃と比べて、ホテルやお土産物屋がだいぶ立ち並び、様相が変わっていました。Labor dayというアメリカの祝日でありながら観光客が少ないのには理由があり、実は1週間ほど前の豪雨でコロラド川が増水し、200名あまりの観光客が避難し、うち1名が亡くなる水害事故が起き、日本でも大きく報道されていました。我々が予約していたホテルも、その水害の影響でくみ上げていた水道管が破裂して閉鎖した為、公園外のホテルに予約し直しました。サウスリムを訪れるのは5度目であり、川の流れる位置は崖の下でかなり距離があることもわかっていたので、私達が訪れたときは天気にも恵まれ安全に問題なく観光できました。
 ご来光と共に、リムから流れる新鮮な空気と風を感じてきました。“着眼大局、着手小局”、父から伝えられた言葉をふと思い出し、娘に伝えました。自分も大局を見据えて、出来ることから一つ一つ積み上げていきたいです。