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モニュメントバレーでナホバ族と触れ合う

 グランドサークルの最北端、モニュメントバレーを訪れるのは2回目になります。近代的な華やかなホテルが立ち並ぶラスベガスから一歩外に出ると、建物一つなく砂漠の中をひたすら走り続け、ナホバ族が管轄するモニュメントバレーに到着しました。父なる空と、母なる大地とのつながりを大切にしたナホバ族の文化は、自然の恵みや大地の営みを考えさせられる貴重な機会となりました。ナホバ族が経営するview hotelのロッジには、“シャワーの水は貴重であり5分以内にして下さい“と記してありました。水をくんで生活している民族の観光客に対するおもてなしに、心が痛みました。文明から離れた環境で力強く生き抜くナホバ族と、朝日に映し出されたモニュメントバレーの壮大な光景は一生忘れないでしょう。